かぎ針編みのやり方と応用
かぎ針編みとは?
かぎ編みは、棒の先端がかぎ爪状になっているかぎ針を使用して編みます。かぎ針にはさまざま大きさがあり、号数で表示されています。編む糸の太さによって、使用する太さ(号)も変わってきます。
かぎ針には、棒の片側がかぎになっている「片かぎ針」と、両側が異なる太さ(号数)のかぎになっている「両かぎ針」、そして、レース糸を編む専用の「レース針」という3種類に大きく分類されます。
たくさんの種類のかぎ針があるためどれを選べばよいのか悩んでしまう・・という方も少なくありません。かぎ針は号数が細くなればなるほど難易度が増すので、初心者の方は少し太めの5号か7号で始めるなら、問題なく編めるでしょう。
また、かぎ針の号数で編地をきつくしたり、ゆるくしたりと調整することも可能です。
かぎ針編みのやり方とは?
かぎ針編みの基本的な編み方は「細編み」と「長編み」があります。では、まず細編みの編み方をみてみましょう。
- まず鎖編みの作り目を編んで、立ち上がりの鎖を1目作ります。
- 作り目の1目の裏山にかぎ針を入れます。そして、糸をかけ、引き出します。
- もう一度糸を引きかけ、2本同時に引き出して、細編み1目が完成です。
- 続いて、鎖の裏山を拾いながら編んでいきます。
- 網みの終わりは、立ち上がりの鎖を1目編み、右端の裏側を押しながら編地を持ち替えます。
- 2段目は、前の段の端をもち、鎖を2本拾って細編みを編み、次の編みに進んでいきます。
では、続いて長編みの編み方をみてみましょう。
- まず鎖編みの作り目を編み、立ち上がりの鎖を3目作ります。
- かぎ針に糸をかけ、針にかかっている目の下から5つ目の鎖の裏山に針を入れて糸をかけ、糸を引き出します。
- その後、もう一度糸を引きかけて、針先から2本だけを引き出し、さらに糸を引きかけて、残りの2本を引きだし、長編み2目分の完成です。
- 長編みは立ち上がりの目が1目になり、鎖の裏山を拾いながら編んでいきます。
かぎ針編みを応用するには?
かぎ編みの細編みと長編みをマスターしたら、応用された編み方にも容易に挑戦できるようになるでしょう。
かぎ編みには、上記でみた基本をベースに、次のような方法があります。
「くさり編み」、「こま編み」、「うね編み」、「すじ編み」「交差編み」、「玉編み」、「スタークロッシェ」、「パプコーン編み」、「松編み」、「クロス編み」、「バスケット編み」、「ネット(波)編み」、「方眼編み」